FXとは?仕組みをかんたんに解説|外貨預金とは何が違うの?

こんにちは、まったり投資家のぽるとんです。

僕は基本ほったらかしのFX投資で、これまで250万円ほどの利益を得てきました。

初めての方は「FXって難しそう」と思うかもしれませんが、実際はけっこう簡単で初心者でもはじめやすい投資手段です。

今日はFXを全く知らない人でも理解しやすいように、基本と仕組みを「かんたんに」解説してみたいと思います。

FXとは何?基本と仕組みはこれだけ

FXは「Foreign Exchange」の略で、日本語だと「外国為替証拠金取引」といいます。

かんたんに言うと、外国のお金を買ったり売ったりする取引のことです。

よく1ドル100円とか、110円とか言いますよね。

国の通貨の価値は、上がったり下がったりを繰り返しているので、安いときに買って高いときに売れば、その分利益が出ます。

商売と同じですね。

「安く仕入れて、高く売る」

これによって、利益を出していくのがFXの基本です。

100円で1ドルを購入し、110円になった時に売却すれば、10円の儲けですね。この利益のことを、為替差益といいます。

金利がもらえる

また、FXでは金利を受け取ることができます。

日本では、銀行に預金しても金利はほぼ0%ですが、外貨には年間数パーセントの金利が付くものもあります。

1年だと大したことありませんが、10年、20年と持っていれば金利だけで資産が倍以上になったりします。

ぽるとん
ぽるとん

FXでもらえる金利を「スワップポイント」と言うよ!

よく似た投資に「外貨預金」がありますが、FXはその進化版だと思ってください。

どこが進化したのかは、これから説明していきます。

FXと外貨預金の違いは3つ

・ FXには「レバレッジ」がある
・ 取引のパターンが多い
・ 手数料が安い

それぞれ見ていきましょう。

FXには「レバレッジ」がある

レバレッジとは、「てこの力」という意味です。

テコの原理を使えば、「小さなものが何倍も大きなものを動かせる」というあれです。

FXでは、この「てこの力=レバレッジ」を使い、本来よりも大きな取引ができます。

例えば100万円でドルを買おうと思ったら、普通は100万円分のドルしか買えませんよね。

ところが、FXでレバレッジを2倍にすれば、100万円しか持っていなくても、200万円分のドルを買うことができるんです。

1ドルが100円の時なら、2万ドル買えるということです。

さらに、レバレッジを3倍にすれば3万ドル、10倍にすれば10万ドルと、レバレッジを大きくすればするほど、取引できる金額が大きくなっていきます。

ぽるとん
ぽるとん

レバレッジって魔法みたいだね。

レバレッジを使えば大きく得することもありますが、大きく損してしまうこともあります。

※詳しくは、また次回の記事で解説します。

取引のパターンが多い

外貨預金と比べ、FXでは取引可能なパターンも増えています。

【外貨預金の取引の流れ】

・まず日本円を売ってドルを買う。
→しばらくして利益が出たら、ドルを売って日本円に戻す。

このように「まず日本円を売って外貨を買う」のが外貨預金の流れです。

しかし、FXでは他にもこんな取引ができます。

【FXの取引の流れ】

・まず日本円を売ってドルを買う。
→しばらくして利益が出たら、ドルを売って日本円に戻す。

まずドルを売って日本円を買う。
→しばらくして利益が出たら、日本円を売ってドルに戻す。

まずドルを売ってユーロを買う。
→しばらくして利益が出たら、ユーロを売ってドルに戻す。

このように、FXでは外貨の売り注文からスタートしたり、外貨同士をトレードしたりもできます。

FXで取引するときは、まずFX会社の口座に自分のお金を預けます。

その預けたお金のことを「証拠金」と言います。つまり担保のことです。

FXでは、自分の預けた日本円を直接使うのではなく、そのお金を「証拠金=担保」とすることで、FX会社に取引を代行してもらっているのです。

ぽるとん
ぽるとん

だから色んな取引が出来るのか。

手数料が安い

 外貨預金FX
取引コスト(米ドル)2銭~数円0.2銭~十数銭
もらえる金利FXの半分くらい外貨預金の2倍くらい
決済のタイミング満期に限る(定期預金)いつでもOK

FXで1ドル購入した時の手数料は0.2銭(=0.002円)なので、ほとんど無いに等しいですね。

一方、外貨預金は1番安い銀行でも2銭、相場は25銭~50銭くらいです。

仮に50銭の手数料で100万円を取引したら、手数料で5千円近く持っていかれるので大きいですよね。

また受け取れる金利もFXの方が多いです。

決済についても、FXは平日24時間いつでも可能ですが、外貨の定期預金では期間満了まで決済できません。

為替相場の変化にすぐ対応できないのはリスクが大きいです。

FXの方がメリットが多い

このように、FXと外貨預金を比較すると、FXの方が圧倒的にメリットが多いです。

「でもFXにはレバレッジがあるから、リスクも高いんじゃ?」

と思うかもしれませんが、そうでもありません。

確かに、レバレッジを10倍とかにすると、取引の規模も10倍になるのでリスクは上がります。

でも、レバレッジは1倍にも設定できます。

これなら100万円で100万円分の外貨を買うだけなので、外貨預金をするのとリスクは変わりません。

海外への移住を考えている方なら、外貨預金にも多少のメリットはあります。ただし投資目的で見れば、FXの方がすべての面で優れています。
 
今日のまとめ
  • 「安く買って 高く売る」が基本
  • FXは金利(スワップ)がおいしい
  • レバレッジで大きな取引が可能
  • 外貨預金より手数料が安い
  • FXは取引のパターンが豊富
これだけ覚えておこう!


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