長期投資で失敗しないためのポイント|大切なのは売買のタイミング

こんにちは、まったり投資家のぽるとんです。

長期投資にはたくさんのメリットがありますが、僕が10年間続けてきて特によかったと思うのは…

・ほったらかしでいい
・安心感がある
・生活によゆうが持てる
・将来の心配をしなくていい

このあたりのメリットが大きいです。

ですが、長期投資でもやり方を間違えると、失敗して損してしまうこともあります。

そこで今回は、「長期投資で失敗しない」ための基本の考え方を、いくつかお話したいと思います。

長期投資はシンプルに考える

長期投資では、短期トレードのように難しい投資理論を勉強したり、毎日必死になってチャートと睨めっこしたりする必要はありません。

長期投資に必要なのは、

安く買って、高く売る。

ただ、それだけです。

投資で失敗する人は、たいていこの逆をやって失敗します。

ぽるとん
ぽるとん

ぼくも最初はそうだったけどね。

それでは、詳しく説明していきます。

相場が上がっている時に買わない

これは株式でも、FXでも、ゴールドでも、仮想通貨でも同じです。

いつもより相場が上がっているときは、買うべきタイミングではありません。

なぜなら、安定感のある投資商品は、長期的に上がり下がりを繰り返しながら「波のようなグラフ」を描いていることが多いからです。

「相場が高いとき」というのは、波グラフの高いところにいるので、また下がっていく可能性が高いのです。

こう説明すると当たり前のようですが、実際に相場が上がっている時はそれだけ購入する人が多く、人気がある状態だといえます。

「この投資商品は調子が良いし、まだまだ上がるんじゃないか?」

なんて、つい思ってしまうんですよね。

ですが実際に得をするのは、もっと早いタイミングで購入していた人達だけです。

彼らが「そろそろ利益を確定させよう」と売ったところを購入し、その後は勢いがなくなり徐々にマイナスへ…というのが典型的な失敗パターンです。

もちろん好調が続いてうまくいく可能性もあります。

しかし、もし下がった時に「どこまで下がるか分からない」、「もとの高水準にいつ戻るか分からない」というのが高値で買うことのリスクなのです。

みんながこぞって買おうとしている時は、「逆に買わない方がいい」ということですね。

暴落したときが絶好のチャンス

たとえば、リーマンショックのときに米ドルが暴落しましたよね。

一時は75円台まで下がりましたが、実はこういうときが1番の購入のチャンスです。

なぜなら、先程の波グラフでいうかなり下の方にいるタイミングだからです。

特にアメリカなんて世界のトップの国ですから、一時的にドルが暴落したとしても、長い目で見ればまた回復してくることは容易に予想できます。

しかし、こういう暴落したタイミングでは多くの人が

・いまは危険なタイミングだ!
・まだまだ下がるのではないか?

とネガティブに考えてしまい、購入できなくなってしまいます。

だからこそ、そこで買っておくことにチャンスがあるのです。

ぽるとん
ぽるとん

だけど、もっと下がる場合もあるんじゃ?

そのへんが、やはり心配になりますよね。

たとえば先程のケースで、米ドルは75円くらいまで下がりましたが、最安値で買うというのはほぼ不可能です。

当時は80円付近でしばらく停滞していたので、このあたりで買っていたら理想的ですね。

80円で購入したとして、運が悪ければ70円~60円くらいまでドルが下がる可能性はあったかもしれません。

しかし、そこから50円~40円と下がっていく可能性って、相当低いと思いませんか?

つまり安値で買っておけば、もし下がっても大した損失にはなりません。逆に、5~10年も待っていればかなりの確率で上昇していくので、リスクが小さいのです。

みんながどんどん手放して売ってしまう時に、自分は安値で買っておく。

みんながどんどん買って相場が上がった時に、自分は高値で売ってしまう。

そういうイメージを持ちましょう。

ぽるとん
ぽるとん

みんなと同じではダメなんだね。

多くの投資家は「高く買って、安く売る」をしてしまうから、投資で損をします。

みんなの逆をやるのは勇気がいりますが、冷静に考えればどちらの方がリスクが高く、どちらの方がリターンが大きいか判断できるはずです。

その辺をしっかり考え理解すれば、負けない投資に大きく近づけると思います。

相場を追いかけ過ぎない

「安く買って、高く売る」が大事だと言いましたが、それなら出来る限り安い値段で買って、高い値段で売りたいと思いますよね。

ですが、「もっと下がるのではないか?」といつまでも待ち続けてしまうと、結果的に購入のチャンスを逃してしまいます。

同じように「もっと高くなるかも?」と思い、売却できないうちにまた価値が下がってしまうことも考えられます。

それでは、いつまでたっても利益を得ることはできません。

なるべく安く買い、なるべく高く売ることは大切ですが、完璧な取引を目指す必要はありません。

そこそこ安くなって、自分が買い時だと思ったら買う。

その後でもっと価値が下がってもかまいません。

5年後、10年後に価値が上がっていれば、それでよいのです。

また、利益が確定し売却したあとで、さらに価格が上がっても気にする必要はありません。しっかりと利益を確定させることが大事であって、その後のことは結果論にすぎないからです。

もちろん、運が良ければ数週間で利益が出せることもあります。

長期投資では「安定した勝ち」を積み重ねることで、徐々に資金を倍増させていくのが大切です。

安定感のある投資先を選ぶ

先ほど、暴落した後がチャンスだと説明しましたが、当然何にでも当てはまるわけではありません。

株価が暴落してそのまま倒産してしまいそうな会社や、インフレで紙幣が紙切れになるような通貨には、さすがに投資できません。

10年先、20年先も安定して存在するであろう投資先が、なんらかの理由で「一時的に下がっている」という状態がねらい目なのです。

「チャンスがあれば買う」という投資先をいくつも見つけておくと、安定した立ち回りができるようになってきます。

また、一度にたくさん買わなくても、安くなるにつれて少しずつ買い増していったり、少額ずつ別の投資商品を購入したりするのも、リスクが分散できて効果的です。

タイミングが合わなければ無理して投資せず、いずれ来るチャンスにそなえて資金を温存しておくのも有効ですよ。

今日のまとめ
  • 相場が安いときを狙って買う
  • 利益がでるまで、何年でも待つ
  • 完璧なトレードを求めない
  • 信頼できる投資先をえらぶ
シンプルに!

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